グリーンパンのデメリットとメリットは?長持ちさせるコツも詳しく解説!

グリーンパンは、フッ素樹脂を使用しない安全で信頼できる調理器具ブランドです。

家族や地球に配慮したエコな選択をしたいと思っても、「くっつく」という評判があるので、不安に感じることもあるかもしれません。

良い口コミでは「くっつかない!」と絶賛する声もありますが、一方で「すぐにくっついてしまった…」という否定的な意見もあり、実際のところはどうなのでしょうか?

そんな疑問に対して、私が実際に2年間使用した経験からお答えします。

グリーンパンがくっつくのは寿命?

グリーンパンがくっつく場合、改善できるケースと寿命であるケースがあります。

グリーンパンがくっつく具体的な原因は以下の通りです:

取りきれていない汚れがグリーンパンにくっついている: グリーンパンを傾けるとざらつきが残っているのが見える場合、汚れをしっかり取り除くことでくっつきが改善される可能性があります。汚れが残っていると、次に調理するときに食材がくっつきやすくなります。汚れを取り除くためには、ぬるま湯と中性洗剤を使用し、ざらつきがなくなるまでしっかりと汚れを落とすことが重要です。

余熱が足りないor加熱しすぎ/油を使っていない: グリーンパンを十分に予熱せずに使用したり、強火で使用したりすると、食材がくっついたり焦げついたりすることがあります。また、初期段階では油を使わずに調理できることもありますが、グリーンパン公式では油を使用することを推奨しています。くっつきを防ぐためには、余熱をしっかりと行い、適量の油を使用することが重要です。

コーティングが剥がれてきている: 表面のセラミックコーティングは日々の使用で徐々に剥がれていきます。見た目では判断が難しいですが、適切な温度で適切に使用しているにもかかわらずくっつく場合は、コーティングが剥がれてきている可能性があります。コーティングの剥がれが原因でくっつく場合は、グリーンパンの寿命が近いことを示唆しています。ただし、フッ素樹脂加工のフライパンとは異なり、コーティングの剥がれによって有害な物質が出る心配はありません。

私自身もグリーンパンを使用しており、1年ほど経過すると食材が少しずつくっつくようになりました。しかし、油を多めに使用したり、くっつきやすい材料を避けることで使い続けています。そして、グリーンパンが安く買えるタイミングを見計らって買い替えることを検討しています。

そもそもグリーンパンの寿命はどれくらい?

グリーンパンの公式サイトでは、寿命については具体的に公表されていませんが、口コミを調べると1年程度からくっつきを感じる方が増え、2年程度持てば良い方との声もあります。

一部では3ヶ月程度でくっつきを感じるという方もいるようで、使用方法によっては寿命が短くなることもあるようです。

私自身は使用を始めてから1年程度で少しずつくっつきを感じましたが、丁寧に洗うことや正しい使い方に変えたことで、2年経過した今でも問題なく使えています。

一般的に比較されるフッ素樹脂加工フライパンの寿命は1〜3年程度と言われていますが、グリーンパンと比べて大きな違いはありません。ただし、フッ素樹脂加工フライパンはフッ素樹脂が剥がれてくると使用を続けることが危険です。フッ素樹脂を塗装するために使用されているPFOAという物質は、体内で分解されずに蓄積され、健康に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。

フライパンを長く使いたい方は、鉄や鋳物のフライパンを検討することをお勧めします。

グリーンパンが焦げ付くのは火加減が原因

グリーンパンは熱伝導率が高いため、高温での使用には注意が必要です。高温で使用するとすぐに焦げ付いてしまうことがあります。

焦げ付いた場合は、火加減が原因である可能性が高いので、以下のポイントに注意して使用してみてください。

グリーンパンの火加減ポイント
油を使わずに30秒ほど中火でしっかり予熱する
油を小さじ1/5程度入れる
食材を入れてからも強火にしない(場合によっては弱火)
グリーンパンでは強火は避けるべきです。十分な予熱を行えば、食材を入れた後は火を弱めて余熱調理も可能です。特にタレなど焦げやすいものは、弱火での調理がおすすめです。

焦げつきは食材がくっつく場合と異なり、フライパン自体のコーティングが剥がれているわけではないため、火加減の調整で解決することができることが多いです。

グリーンパンが焦げ付いてしまった場合
もしグリーンパンが焦げ付いてしまったら、以下の手順で対処してみてください。

フライパンの粗熱を取り、お湯を張る。
中性洗剤を少量入れて、30分から1時間程度放置する。※焦げ付きがひどい場合はさらに長時間放置する。
汚れが柔らかくなったら、スポンジに洗剤をつけて洗う。

グリーンパンがくっつくNG行動と長持ちさせるコツ

グリーンパンは最初はスルスルと快適に使えることが多いですが、ある日突然「あれ?くっついてる!?」ということが起こることがあります。実は、グリーンパンがくっつくようになるのはあるNG行動のせいだったりします。

NG行動1:食洗機に入れて洗う
グリーンパンの一部シリーズは食洗機でも使用可能ですが、多くのシリーズでは食洗機NGとされています。これは食洗機自体が問題ではなく、洗剤が原因です。食洗機用の洗剤はアルカリ性であり、洗浄力が強すぎてグリーンパンのコーティングを傷つける可能性があるからです。

長持ちさせる洗い方のコツ
使用後は熱を冷ましてから中性洗剤を使った柔らかいスポンジで洗います。
焦げ取り用のスポンジはコーティングを傷つける可能性があるので避けます。
仕上げに柔らかいタオルで水分を拭き取ります。
NG行動2:強火で使う
グリーンパンは熱伝導率が高いため、強火で使用すると食材や油がすぐに焦げ付いてしまいます。焦げ付きは次回の調理時に食材がくっつく原因となります。

長持ちさせる火加減のコツ
調理前に十分に予熱し、中火で少量の油を使用します。
調理中は弱火〜中火を使用し、熱伝導率の高さを活かして均等に加熱します。
NG行動3:金属製の調理器具を使う
金属製の調理器具はコーティングを削る恐れがあるため、シリコン製やプラスチック製の調理器具を使用することが推奨されます。

グリーンパンを長持ちさせるためには、これらのNG行動に気をつけることが重要です。

2年使って感じたグリーンパンのデメリット

ここからは、私が2年間グリーンパンを使ってみて感じたデメリットをご紹介します。

デメリット1:片手では重い
スマートシェイプ(トライアルシリーズ)の28cmサイズは約1110gもあります。

これは片手で持ち上げるにはかなりの重さです。先日、パスタを盛り付けようとして左手でグリーンパンを持ち上げたら、左腕が途中で力尽きました…(それもそのはず、2kg近くありますから笑)

比較的軽いと感じるフライパンもありますが、グリーンパンはそれに比べるとかなり重い印象です。ただし、一般的なフライパンのサイズである26cmならば、800g前後とそこまで重くはありません。IHコンロなどでは、ある程度の重みがあることでフライパンがズレにくいという利点もあります。

デメリット2:耐久性のわりに高価
26cmのグリーンパンの価格は約8000円程度です。これは安いとは言えません。寿命が2年程度と考えると、コスト的にはフッ素樹脂加工のフライパンを頻繁に買い替えた方が経済的です。

ただし、グリーンパンを購入する際のポイントは健康や環境への配慮が大きいです。私がグリーンパンを選んだ理由も、子供の健康を考えてのことでした。今ではフッ素樹脂加工のフライパンは使わず、グリーンパンとビタクラフトの鉄鍋を愛用しています!

また、グリーンパンは月に1度の「エコの日」や季節ごとのセールなどで20〜30%OFFになることがよくあります。また、コーティングが剥がれて有害物質が出る心配がないため、焦って買う必要はありません。

デメリット3:食洗機が使えない
私が使用しているスマートシェイプ(トライアルシリーズ)は食洗機に対応していませんでした。これを後から知って驚きました。最近、くっつくようになったので調べてみたら食洗機対応ではないことがわかりました。これまで食洗機で洗っていたのも、寿命を短くしてしまった一因だったのかと反省しています^^;

ただし、すべてのグリーンパンが食洗機非対応というわけではありません。食洗機で洗いたい方には、ヴェニスプロシリーズがおすすめです。このシリーズは耐久性に優れ、金属製の調理器具を使用しても大丈夫です。

スマートシェイプ(トライアルシリーズ)は食洗機非対応ですが、オールブラックのカラーリングが気に入っており、汚れが簡単に落ちるので、次も同じシリーズを選ぶ予定です♪

まとめ:グリーンパンはNG行動を避ければ一年以上快適に使えて、安心のフライパンなのでリピート確定!

グリーンパンは、適切な使い方を守れば一年以上も快適に使える優れたフライパンです!

グリーンパンの使い方のコツ
余熱をしっかりしてから中火で調理する: フライパンを加熱する際は、中火程度でじっくり余熱を行います。

少量の油を使う: 油を少量使用することで、食材のくっつきを防ぎます。

シリコン製かプラスチック製の調理器具を使用する: コーティングを傷つけないように、金属製の調理器具を避けます。

熱を冷ましてから柔らかいスポンジで中性洗剤を使って洗う: 使用後は十分に冷ましてから、中性洗剤を使った柔らかいスポンジで丁寧に洗います。

特に毎日料理をされる方にとって、安心安全な調理器具は欠かせませんよね。

私がグリーンパンを選んだ理由は、以前使用していたフッ素樹脂加工フライパンが劣化してきていたため、安全性を考えている友人からおすすめされたからです。(シンプルですね)
元々環境や健康に関心を持っていなかった私ですが、フッ素樹脂加工のフライパンが劣化すると有害物質が出る可能性があることを知り、不安になりました。

価格は決して安くはありませんが、もし買うなら環境や健康に配慮した選択をしたいと思い、グリーンパンを選びました^^

「フッ素樹脂加工って体に害があるのかな…、子どもに悪影響があるのは避けたい…」と考えながら料理するのはストレスですが、今では安心して料理できて大満足です。

グリーンパンは楽天やAmazonでも購入できますが、公式サイトが最もお得です!

さまざまなシリーズがあるので、自分のキッチンに合ったものを選んでみてください^^

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