結婚はメリットが少ないだけでなく、男性にとっては損しかないと感じることがありますか？結婚への焦りがある一方で、そのメリットが見えないと感じることもあるでしょう。
最近では、男女ともに未婚や晩婚化が進んでいます。特に男性にとっては、結婚による利点が少なく、一生独身で過ごすことも十分な選択肢として認識されています。
しかし、もしあなたが結婚に少しでも興味を持っているのであれば、若いうちに婚活を始めるべき理由があります。結婚には確かにデメリットも存在しますが、一方で一生独身でいくことにもデメリットがあるのです。この記事を参考にして、後悔のない選択を考えてみましょう。
「結婚にメリットはない」と考える男性が増加中
結婚にはメリットを感じられない人が増え、むしろ「結婚にはデメリットがある」と考える人が多くなっています。
昔とは異なり、現代では一人で快適に暮らすことができます。このような社会的背景もあり、未婚率は以前よりも高くなっています。
また、晩婚化の進行もあり、結婚に焦る人が減っています。周囲が結婚していないこともその一因です。
結婚を望まない男性が増えています。厚生労働省のデータによれば、結婚を望まないと回答する男性の割合が増加しています。1982年にはわずか2.3％でしたが、2021年には17.3％にまで増加しました。
結婚率の減少や晩婚化は明らかです。厚生労働省の統計によれば、男性の未婚率が年々上昇しています。1980年には35歳までに約8割の男性が結婚していましたが、2020年には半数以上が未婚のままでした。
現代は昔と比べて、結婚によるメリットが減少しています。明治時代以降、夫婦としての生活様式が大きく変化し、共同生活の必要性が減りました。
家事にかかる時間が減少し、自炊の必要性も薄れています。さらに、趣味や娯楽の選択肢が増えたことも、結婚のメリットが減った一因です。
例えば、家事にかかる時間は以前よりも短縮されました。また、食事に関しても、自炊する必要がなくなりました。24時間営業のコンビニやファストフード店など、外食の選択肢が増えました。
さらに、趣味や娯楽の充実も結婚の魅力を減少させています。結婚によって家族や子供ができることで生活に目的が生まれるという考え方は、昔のものであり、現代では多様な娯楽が存在します。
そのため、結婚以外にも楽しみや目標があり、結婚にリスクを負う必要性を感じない人が増えています。
結婚は男性にとってデメリットだらけ？
結婚にメリットを感じづらく、むしろ結婚には多くのデメリットが存在するのが実情です。
厚生労働省は、「独身生活の利点」に関するアンケート調査を実施し、結果は以下の通りでした。
一般的に、独身であることで「家族を養う責任がないため、自由に生きられる」という点が、多くの人にとってのメリットとされています。
一方で、結婚すると以下のようなデメリットが発生します。
責任が増える
結婚すると、家族の生活を守る責任が生じます。このため、「家族に縛られて自由に生きられない」という点が最大のデメリットとなります。経済面や精神面で家族を養う責任が生じるほか、家族に起こるトラブルに対処する必要があります。
独身であれば、自らのリスクを負って挑戦することが可能ですが、結婚すると家族を養う必要が生じ、そのために挑戦が難しくなります。
自由な時間が減る
結婚すると常に家族と過ごすことになり、個人の自由な時間が減少します。これまで趣味に費やしていた時間も、家族のために割くことになりますが、相談次第では自分の時間を確保することも可能です。
経済的な負担が増える
結婚すると、自由に使えるお金が減少します。家族の生活費や住宅ローン、子供の教育費など、家族のために多くのお金を使う必要があります。特に相手が専業主婦であれば、経済面の負担は一層増しますが、共働きであれば負担は軽減されます。
価値観の違いによるストレス
結婚すると、相手との価値観の違いによるストレスが生じることがあります。異なる家庭環境で育った相手との共同生活は、互いの我慢や協力が必要とされます。愛情があれば乗り越えられることもありますが、時には我慢が必要となります。
結婚生活は、協力しながら暮らすものであり、その中には多くのデメリットが含まれることを理解することが重要です。
それでも早めの婚活をおすすめする理由
男性にとって、結婚のメリットが減少し、デメリットが増加しているのは明らかです。そのため、結婚を選ぶ人が年々減少しているのは当然のことです。
しかし、私はなるべく若いうちに婚活を始め、結婚することが良いと考えています。実際に私は20代で婚活を始め、30代で結婚しました。私が若いうちに結婚を推奨する理由は以下の通りです。
結婚は幸せ・不幸せの「振れ幅」が大きくなるだけで、不幸とは限らない。結婚生活は、あなたとあなたの結婚相手の努力や性格によって、幸せや不幸が左右されます。また、独身の場合も幸福になることもありますが、結婚した場合の幸福度の差は大きくなります。
生涯独身の老後は悲惨かもしれない。社会人になると、友人関係や家族との繋がりが希薄になり、孤独を感じることがあります。家族の存在は老後の生活に安心感を与えるでしょう。
高齢になると結婚へのハードルが上がる。高齢になると結婚や子供を授かることが難しくなります。結婚相手や子供との関係を築くためには、若いうちから積極的に婚活をすることが重要です。
高齢になると子供が授かれない。年齢が上がれば上がるほど、妊娠や出産に関するリスクが増加します。また、若い女性と結婚するためにも、若いうちに婚活を始めることが必要です。
結婚は人生の重要な選択肢の1つであり、慎重に考える必要があります。しかし、結婚したいと思う気持ちがあるならば、若いうちに婚活を始め、良いパートナーとの出会いを探すことが重要です。
老後に向けて後悔のない選択を！
結婚に対するデメリットを感じる人が多く、その意見は理解できます。しかし、私は早めの婚活をおすすめしており、その理由を再度述べます。
結婚は幸せ・不幸せの「振れ幅」が大きくなるだけで、必ずしも不幸になるとは限りません。また、生涯独身の老後は孤独を感じることがありますし、高齢になると結婚へのハードルが上がり、子供を授かることも難しくなります。
しかし、人生には正解がありません。結婚する必要がないと感じるのであれば、結婚しなくても構いません。私は30代で結婚しましたが、今のところ結婚して良かったと思っています。ただし、将来の自分の考えは誰にも予測できません。
終わりを思い描くことから始めるという考え方があります。つまり、自分が死ぬ瞬間を想像し、その時にどのような人生であってほしいかを考えることから始めるのです。家族に見守られながら死にたいと思うのであれば、婚活を始めることをおすすめします。
出会いがなくて結婚したいと思っている人には、結婚相談所への入会をお勧めします。結婚相談所では、短期間で相手と出会い、プロポーズまで進展することもあります。
