鶏むね肉のダイエット効果とは?メリットとデメリットも詳しく解説!

鶏むね肉はタンパク質を多く含み、低カロリーかつ低脂質な食材です。

鶏むね肉を主に摂ることによって、カロリーの摂取量を減らしながらもタンパク質補給ができるため、鶏むね肉のダイエット効果はダイエットの常識として広く認知されています。

そんな鶏むね肉ですが・・・。

鶏むね肉はダイエットにどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

ダイエット中に適切な鶏むね肉の摂取量はどれくらいなのでしょうか?

また、鶏むね肉にはプリン体が多いという噂がありますが、痛風などのリスクは本当に心配する必要があるのでしょうか?

この記事では、これらの鶏むね肉の疑問について詳しく解説していきます。

そして、鶏むね肉はパサパサして美味しくないと感じる方向けに、簡単で美味しいレシピも紹介します。

ぜひ、この記事を参考にして、明日からのダイエットに活かしてください!

鶏むね肉のダイエット効果5つのメリット

ダイエット効果が高いとダイエッターから高い評価を得ている鶏むね肉には主に5つのメリットがあります。

その5つのメリットについて順番に解説していきます。

まず、鶏胸肉は糖質と脂質が0gで非常にヘルシーな食材です。そのため、糖質制限ダイエットや脂質制限ダイエット(ローファットダイエット)に適しています。
さらに、100gあたりのカロリーが108カロリーほどしかないため、鶏胸肉はたくさん食べても太りにくい食材と言えます。

また、鶏胸肉には疲労回復効果があります。

特にイミダゾールぺプチドという物質が含まれており、牛もも肉の3.5倍〜4倍も含まれています。
この成分により、体の糖化(さびつき)が改善され、若返りの効果も期待できます。

さらに、鶏胸肉は圧倒的に安価で手に入るため、財布にもやさしいです。他の低脂質、低糖質のたんぱく源と比較しても、鶏胸肉は2〜3倍も安価です。

調理も簡単で、蒸したり、茹でたり、焼いたりするだけで食べられます。そのため、料理が苦手な人でも安心して取り組めます。
さらに、鶏胸肉は腹持ちが良く、タンパク質の摂取により食欲を抑える効果があります。ダイエット中の空腹を和らげ、満足感を得ることができます。

このように鶏胸肉はダイエット食品として理想的な食材であるため人気が高いのです。

ダイエットを妨げる鶏むね肉のデメリット3つ

鳥むね肉のデメリットを3つ紹介します。

鳥むね肉のデメリット:「パサついて食べにくい」「飽きやすい」

鶏胸肉のデメリットとしてあげられるのは、「パサついて食べにくい」「飽きやすい」という点です。
ダイエット中においしくない食事を続けるのはストレスがかかります。

パサついて食べにくい鳥むね肉ですが調理法を工夫することによって美味しく食べることができます。
鳥むね肉をパサつかさない調理法を紹介します。

◆切るときは繊維を断ち切る
鶏むね肉をよく見るとの表面に白い線が走っています。
鳥むね肉をやわらかい触感にするには、この繊維に対して垂直に包丁を入れます。
繊維が断ち切られ、触感が柔らかくなります。

◆鳥むね肉を食べすぎると飽きやすい
食品の飽きやすい問題は鳥むね肉に限りませんが調理法を工夫することによって問題を解決できます。

鶏むね肉のひき肉を購入して鶏だんごにしたり、蒸したりソテーしたりインターネットで検索すれば鳥むね肉のレシピをたくさん知ることができます。

調理法を工夫して飽きることなく美味しく

鳥むね肉のデメリット2:痛風のリスク

また、鶏むね肉にはプリン体が多く含まれており、痛風のリスクが上がる可能性があります。

鶏むね肉100gには約141mgのプリン体が含まれています。これは約350mlの缶ビール3〜4本分の量に相当します。

プリン体は体内で毎日生成されますが、同じ量が排出されて同じ濃度が保たれる仕組みです。

痛風を気にする場合は、1日に摂取する量を鶏むね肉1枚程度(プリン体400mg程度)に抑えることをお勧めします。
※痛風は、外部からのプリン体の摂取量よりも生活習慣の乱れが原因となることもあるので、注意が必要です!

鳥むね肉のデメリット3:食べ過ぎると消化や吸収が悪い

鶏胸肉のデメリットとして、個人差があるため、食べ過ぎると消化や吸収が悪くなり、お腹の調子を崩すことがあります。

鶏胸肉を継続的に摂取しすぎると、「お腹が張る」や「おならや便が臭い」という症状が出る場合があります。

お肉に慣れていない人は、摂取量を少しずつ増やして体を慣らすようにしましょう!

また、鶏胸肉に限らず、プロテインなどの摂取でもお腹の調子が悪くなる人がいます。

便秘はダイエットの障害になるため、タンパク質の摂取量には十分な注意が必要です!

ダイエット中に鶏むね肉を食べる理由

なぜダイエット中に鶏胸肉を摂取するのでしょうか・・・・。

その答えは、ダイエットには必ずタンパク質が必要だからです!

ダイエットを成功させるためには、筋肉を維持しつつ、余分な体脂肪を減らしていくのが理想的です。

筋肉は常に「合成」と「分解」を繰り返しており、このプロセスで筋肉の材料であるタンパク質が必要になります。

食事から十分なタンパク質を摂取しないと、体は筋肉を分解してしまう可能性があります。ですから、必ずタンパク質をしっかり摂取しましょう!

【ダイエット中に必要な鶏むね肉の具体的な量】

ダイエット中の目安となる一日の鶏胸肉の摂取量は以下の通りです。

一般的なタンパク質の必要量:体重×1g〜1.5g

日常的に筋トレをしている人の必要量:体重×2g

※これ以上の摂取は痛風のリスクが高まり、危険を及ぼす可能性があります。

具体例↓
体重60kgの人(一般成人)なら、タンパク質を60g〜90g摂取する計算になります。

コンビニやスーパーに売っているサラダチキンがタンパク質約26g含まれているので、3つ食べれば一日に必要量が摂取できると覚えましょう。

※鶏胸肉だけならこの量になりますが、健康的にダイエットするならさまざまな食品からのタンパク質摂取をおススメします!

適切な量を摂取することで、健康を害することなく健康的なダイエット生活を送ることができますよ!

鶏むね肉以外のおすすめたんぱく源

ダイエット中に鶏むね肉以外の肉はあまり摂取すべきではないのでしょうか?

たとえおいしく調理しても、さすがに飽きてしまいますよね(汗)

こうした疑問の声も多いかもしれませんが、実は鶏むね肉以外にもヘルシーな肉はたくさんあります!

重要なのは「脂質が少ない肉を選ぶ」ということです。

鶏むね肉以外のヘルシーな肉は次のとおりです↓

鶏もも肉(皮なし)
牛もも肉(赤身)
豚もも肉(赤身)
※もも肉は皮を取れば全く問題なく食べることができます! 牛肉や豚肉も赤身肉ならヘルシーでダイエット向きの食材になります♪

様々な食材を摂取することで、鶏胸肉の飽きやすさというデメリットも改善できますよ♪

【鶏むね肉を食べれば健康的にダイエットできます】

鶏胸肉はダイエットや健康、美容にとても効果的な食材というメリットがあります。

その上、簡単においしく調理できるので、まずは一日一食食べてみることからダイエットを始めてみませんか?

鶏胸肉ならお財布にもやさしく、ダイエットを実践することができますよ(^^)

ただし、鶏胸肉を過剰に摂取することによるデメリットもありますので、注意が必要です。しっかりと理解して、バランスの取れた食事を心がけましょうね。

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