砂糖を避ける生活は、最初は難しそうに感じられますが、意外にも続けやすく、私自身も驚いています。
かつては毎日砂糖を摂取していましたが、砂糖を欲する衝動が比較的すぐになくなりました。
砂糖を控えることで得られるメリットは多く、デメリットはほとんど感じませんでした。
今日は、1年間の砂糖制限を実践して得られた3つのメリットについてご紹介したいと思います。
砂糖断ちを始めた理由
私が砂糖断ちを始めたのは、ちょうど一年前のことでした。
ある日、目の状態が悪化し、友人からも砂糖の摂取を控えることを勧められました。
以前は砂糖を毎日のように摂取していましたが、その影響についてあまり深く考えたことはありませんでした。
砂糖の弊害
砂糖の摂取には、以下のような大まかな弊害があります。
糖分を消化するためには、ビタミンB群やカルシウムが必要だとされています。砂糖を過剰に摂取すると、これらの栄養素も不足しがちになります。その結果、うつ症状や冷え性、骨粗しょう症などが引き起こされる可能性があります。
さらに、過剰な糖分はタンパク質と結びつき、老化物質を生成することがあります。これにより老化が促進される可能性があります。
このように、砂糖の摂取は体に良くないとされています。
無理なく砂糖断ちを続けられた2つの理由
砂糖断ちを始める前は、毎日のように砂糖入りの食べ物を摂取していました。
砂糖は中毒性が高いと言われますが、私の場合、意外にも比較的簡単に砂糖断ちができました。
なぜなら、一年間も無理なく続けられた理由があります。
切羽詰まっていたこと
一年ほど前に、目の状態が急激に悪化し、失明の可能性があると言われました。
絶望的な状況に追い込まれ、砂糖断ちを開始しました。人は困難な状況に直面すると、どんなことでも続ける力を発揮します。
かつて大好物だったケーキも、見ては美味しそうだと思うだけで、食べたいという欲求は湧かなくなりました。それは不思議なことですが、砂糖は中毒性があるため、一度断つと逆に欲しくなくなるということが理由だと思います。
ゆるく実践すること
もう一つの理由は、砂糖断ちを厳格に実践しないことです。
食べたいときは、無理せずに食べることを許容しています。その考え方が奏功し、不思議と食欲が減退していきました。
この一年間でケーキを食べた回数は、片手で数えるほどでした。ほとんどが他人との食事の場で、一人の時は砂糖入りの食べ物に興味を持たなくなりました。
食べたくなければ、砂糖断ちは楽に続けられます。私は特別な努力をしたわけではないと思っています。
砂糖断ち3つのメリット
さて、ここからは一年間の砂糖断ちをして感じたメリットについてお話したいと思います。
体重が減る
砂糖断ちの最大のメリットと言えば、一般的には体重が減ることでしょう。
私も一年前はちょうど50キロでしたが、砂糖断ちを始めてから3キロ減って47キロになりました。
40代になってからは痩せにくくなったので、この結果は嬉しいものでした。
ただ、予想以上に痩せてしまい、新しい服を買わなければならなくなりました。
やせる目的でなくても、自然と体重が減る砂糖断ちはおすすめです。
おなかの張りがなくなった
砂糖断ちを始めてから、おなかの張りがなくなるのを早い段階で感じました。
以前は常におなかが張っている感じがしていましたが、砂糖断ちを始めてからはそれが減りました。
私は便秘ではありませんが、常におなかが詰まった感覚があったのです。
その不快感がなくなり、おなかが軽くなったように感じます。
何らかの理由で、腸の状態が改善されたのでしょう。
気持ちが穏やかになる
砂糖断ちの最大のメリットは、気持ちが穏やかになったことです。
もちろん、怒ることはありますが、以前ほど長引かなくなりました。
また、50代後半という年齢もあり、更年期障害が終わりつつあることも影響しているかもしれませんが、以前ほどイライラすることがありません。
想定外の出来事が起こっても、なんとかなると思えるようになりました。
私にとっては、この効果が最も意外で、一番嬉しいものでした。
砂糖、特に白砂糖を摂取すると急激に血糖値が上がり、精神的に不安定になりやすいと言われています。
砂糖断ちをすることで、急激な血糖値の変化がなくなったことが、これらの効果につながったのかもしれません。
あまり変わらなかった事
目の状態に関しては、砂糖断ちを始めた当初の目的である目の具合は、特によくも悪くもなっていません。
一年間ブログを書き続けて目を酷使した割には、まずまずの結果だと思っています。
これ以上悪化しないように、今後も気をつけたいと思います。
肌の状態については、砂糖断ちで肌がきれいになるという話をよく聞きますが、私の場合は残念ながら目立った変化はありませんでした。
昨年の秋から肌断食も始めたこともあり、期待していたんですね。
しかし、肌断食をしていても冬の間はあまり変わりませんでした。
3月になって、急に顔の表面がカサカサし始めました。そのために肌断食を先月から止め、今は落ち着いています。
1年前と比べて、肌の状態はあまり変わらず、劇的な変化は見られませんでした。
もしかしたら肌が本当に弱っていたのかもしれませんし、砂糖断ちを1年間続けただけでは効果が現れなかったのかもしれません。
もっと長く続ければ効果が現れる可能性もありますね。
デメリット
デメリットはほとんど感じませんが、あえて挙げるならケーキを選ぶ楽しみがなくなったことでしょうか。
以前は甘いケーキが大好きでしたが、実際にはそれは食べることが好きというよりも、リラックス効果を求めていたような気がします。
ケーキを食べてほっと一息つく時間が、精神的に必要だったのでしょう。
しかし、今ではドライフルーツや砂糖が入っていないジャム、ほし芋などで充分代用できます。
砂糖は私にはあまり必要ない気がしています。
最後に
おかげさまで、一年間砂糖断ちを続けることができました。
目の健康のためには続けるしかないと思いましたが、意外にもそれが案外楽にできたというのが正直な感想です。
砂糖断ちで気持ちが穏やかになったことは、自分でも意外でした。
これからもできる限り続けていきたいと思います。
よろしかったら、砂糖断ちの参考になさってください。